当院の特徴
当院の特徴は、丁寧な事前問診と東洋医学的な診察方法(脈、舌、お腹、背中、手足の診察)により、病の根本原因を明らかにし、少数鍼(1~3,4ヶ所)治療により、最大限の自然治癒力を引き出すことです。軽微な刺激ですので、お体への負担も少ないです。
東洋医学(中国伝統医学)は2000年以上前より興り、伝統の上に発展し、現在まで受け継がれている伝統医学です。その特徴の一つとして『部分ではなく全体を見る』腰痛だからと言って腰だけを診るのではなく、下半身(腎)が弱ることにより起こすもの。ストレス(七情不和)により、気・血・津液(水)の巡りが悪くなり起こすもの。様々です。
病の原因を詳しい問診情報と体表観察情報『病は必ず体表に現れる』の考えのもと、顔色、脈、舌、お腹、背中、手足のツボ(経穴)を診察し、それらを考察し、治療方針を決定します。(弁証論治)その後鍼灸治療を行っていきます。使用するツボは1~3ヶ所程です。少数鍼により全身のバランスを整え、自然治癒力を高めることにより、最大限の効果を発揮できると考えております。また、治療経過が芳しくない際に反省もし易く、再度治療方針も立て易いと考えております。そのため少数鍼治療を行っています。
初診の流れ
初診時は2~3時間かけて
ゆっくりお体の状態を診させていただきます。
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カルテを記入していただきます。
今現在お困りの症状以外に、飲食、睡眠、これまでの生活状況等を細かくお聞きしていきます。一見現在の症状と関係無いと思われることもお聞きしますが、病の根本原因を把握するために必要ですので、ご協力下さい。
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問診で、病の全体像を把握した後、確定診断をするために体表観察を行っていきます。
東洋医学の考え方に、病は必ず体表に現れるという考え方があります。脈、舌、お腹、背中、手足末端のツボの状態を診察させていただきます。
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問診情報と、体表観察情報により治療方針が決定します。
その後、鍼灸治療を行っていきます。使用するツボは1~3、4ヶ所です。少数鍼により、最大限の自然治癒力を引き出すことができます。
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症状の原因を説明し、治療方針をお話します。
必要な養生指導を行います。姿勢の指導やエクササイズの指導を行うこともあります。
鍼灸マッサージの
保険適用について
寝たきりや、歩行困難で『自力で鍼灸マッサージ院に通えない方』は健康保険を使った鍼灸マッサージが受けられます。
訪問マッサージは関節拘縮や、筋麻痺、運動機能に障害がある方が対象となります。機能回復、機能維持を目的としたマッサージ、ADL(日常生活動作)、QOL(生活の質)向上を目的とした運動療法、筋力トレーニングなどを行います。
訪問鍼灸は神経痛、リウマチ、頚腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症などの慢性的な痛みのある方が対象となります。痛みの緩和、ADL、QOL向上を目的とした鍼灸治療です。
健康保険を使った鍼灸マッサージを受けるには、医師が鍼灸マッサージを受ける必要があると認めたもので、医師から『同意書』を書いていただく必要があります。書類はこちらでご用意いたします。
金額は1回、往診料も含め400円前後となります。
治療部位、往診距離により多少前後することがございます。体験治療もできますので、ご希望の方はお問い合わせください。
主に使用する鍼
鍼
完全滅菌された使い捨ての鍼を使用しておりますので、感染症の心配はありません。ご安心ください。
髪の毛程の太さですので、ほとんど痛みは感じません。多少の個人差はあります。
打鍼(だしん)
腹部にのみ行う、刺さない鍼です。妊娠中の方、敏感な体質の方、小児に行うことが多いです。
先端が丸くなった鍼を腹部にあて、木槌でこんこんと上から叩きます。
独特の響きがお腹に伝わる気持の良い鍼です。『夢分流打鍼術』と言って、500年前に編み出された歴史のある鍼術です。
古代鍼(こだいしん)
接触させるだけの刺さない鍼です。乳幼児、敏感な体質の方に使用します